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全5話 無印良品の家『木の家』の価格について③(付帯工事・その他の工事編)

木の家

無印良品の家を建てるのにお金はどれくらい必要なの?

ということで、以下のような図を無印良品の家HPの購入ステップというところから引っ張ってきました。

今回は『付帯工事・その他の工事』について見ていきましょう。

引用:無印良品の家ホームページ
無印良品の家
「無印良品の家」は高い耐久性と機能的な設備を備え、一室空間による住まい手のほどよい距離感を演出します。家族構成や生活の志向に合わせ永く使える、変えられる、自由に使える住みやすい家です。

付帯工事

付帯工事ってなに?って思いますよね。私も正確な定義はわかりませんが、字面から考えるに建物本体とは別に、もれなくついてくる工事といったところでしょうか。工事環境を整えたり、ライフラインの工事がメインです。

ーーー仮設工事ーーー

工事屋さんが工事をするためには、仮設トイレや仮設水道、仮設電気を設置する必要があり、そのための費用です。

65万円でした。

これは家によって「そこまで差は出ないんじゃないかなぁ〜」って勝手に思っていますが、工事環境を整えにくいような場所なんかは余計にかかってくるのかもしれませんね。

屋外給排水工事、屋外電気工事、ガス工事

文字通り家の外におけるライフライン等に必要な工事ですね。

我が家はオール電化なのでガス工事は無しです。

75万円でした。

 

ガス管、水道管までの距離とかで大きく変わると思われます。

ーーーエコキュート関係の工事ーーー

我が家はエコキュートを入れました。

本体価格と工事をひっくるめて・・・

55万円でした。

ーーー残土処分ーーー

1㎥あたり3000円で、15万円でした。

「L字擁壁の上に家を建てることはできない」という事だったので、L字擁壁側を駐車場にすることとなりました。

そして、削った駐車場側の残土を処分する必要がありました。

※多分、大手ハウスメーカーもL字擁壁の上に家を建てることはできないはずなので、これから土地購入を考えている方は、そういった点も考慮しておいたほうが良いと思います。

before

↓↓↓

after

残土処分の量は、条件で変わるため、一概にこれくらいになるとは言えません。

写真でわかるように、これだけ土地を削っているわけなので、我が家の残土処分の量は多い方だと思います。

ーーー付帯工事合計は?ーーー

約210万円でした。

色々な条件、ガス工事やガス給湯器、残土処分量等の違いで変わってくると思いますが、一つの目安としてください。

その他の工事

その他の工事として明細に含まれているものを挙げていくと・・・

構造計算費用、測量調査費、地盤調査費、建築確認申請料、長期優良住宅適合証取得申請費がありました。

どれも省くことができないものですね。

合計で85万円でした。

地盤改良工事・深基礎工事

地盤改良工事・・・土地によって変わってきますよね。ちなみに鋼管杭工法でした。

約105万円でした。

深基礎工事・・・土留めの方法には、擁壁を作るか、深基礎にするかがあり、深基礎の方が安くなるそうです。

また、深基礎の方が、土地を有効活用できると思います。

しかし、我が家の場合、深基礎の高さや長さがけっこう必要で、泣きそうなくらいかかりました。

約215万円です。涙

ざっくりですが、深基礎は2mの基礎が周囲13mくらいと、50cmの基礎が周囲5mくらいです。

ざっくりとした数字なので、参考程度にしておいて下さい。

知らずに手のかかる土地を選ぶと、このように思わぬ費用が必要となるので、土地購入については予めハウスメーカーや工務店へ相談しておく方が良いです。我が家の場合は、全体の見積もりを見た上で土地を購入しましたが、それでもやっぱキツいなぁ。

まとめ

付帯工事・・・・・約210万円

その他の工事・・・約85万円

地盤改良工事・・・約105万円

深基礎工事・・・・約215万円

条件によって大きく変わりますが、我が家の場合はこれら全てを合計して・・・

約615万円

し・か・も、これは税抜きです!!税込みだと・・・

約676万円

いや、おい!!

た、高けぇ〜よ。涙

深基礎、造成費用にはお気をつけ下さい。

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