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全5話 無印良品の家『木の家』の価格について②(建物本体編)

木の家

無印良品の家を建てるのにお金はどれくらい必要なの?

ということで、以下のような図を無印良品の家HPの購入ステップというところから引っ張ってきました。

今回は、建物本体工事費について見ていきましょう。

引用:無印良品の家ホームページ
無印良品の家
「無印良品の家」は高い耐久性と機能的な設備を備え、一室空間による住まい手のほどよい距離感を演出します。家族構成や生活の志向に合わせ永く使える、変えられる、自由に使える住みやすい家です。

建物本体工事費

建物本体工事費とは文字通り、建物の値段になりますね。

本体工事費オプション工事が含まれています。

本体工事費

では、本体工事費から見ていきましょう。

本体工事費とは、建物と標準仕様のお風呂、トイレ、キッチンなど、暮らす上で無くてはならない部分の価格となります。

以前の無印良品の家のホームページでは本体工事費が載っていた

無印良品の家のHPを見ると、以前から大きく変わったところがあるんです。

それは、本体工事費が載っていないという事です。2022年4月10日現在

以前の無印良品の家HPには、注文住宅メーカーのHPとしては珍しく間取りのプラン集とそれらの本体工事費が載せられていました。

不明瞭な家の価格を明示することを、一つのウリとしていました。

では、なぜその記載がされなくなったのか?

私が考えるに、最近はウッドショックや世界的なインフレの影響で本体工事費を明記できなくなったのではないか?という事です。

※ウッドショック・・・世界的な木材価格上昇の事です。詳しくはググってください。

価格を明記しておいて、いざ、見積もり時に『やっぱり木材が高くなったから値上げします』とは言いづらいですもんね。私の時は契約後だったのですが値上げするかもしれないので、同意書にサインしてほしいと言われました。結局、値上げはなかったので助かりましたが、契約後の値上げというのは、やはりいい気はしなかったですね。

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田鎖さんは、落ち着いた話し方の人ですが、熱い気持ちが伝わってきますよね。

内容が逸れましたね、すいません。

本体工事費の話に戻ります。

私の家の場合

24.67坪(81.56平米)で本体工事費が17,418,753円(税抜)でした。

実は、一番最初に提案されたのは、これよりも約5坪大きいプランでした。

しかし、家の形が歪だったことと、思っていたよりトータル金額が高かったことを理由に、現在のプランに変更してもらいました。(土工事が高くついたため)

5坪小さくしたことでいくら安くなったでしょう?

200万円です。

これは坪単価が40万という意味ではありません。

坪単価という言葉にきちんとした定義は無いらしいのですが、一般的に坪単価というとお風呂やキッチン、トイレなども含んだ上で計算されます。

私が削った5坪はお風呂もキッチンもトイレも無いただの空間です。

つまり、ただの空間部分の坪単価は40万だと思っておくと、そんなに大きな誤差はないのかもしれません。

仮に、あなたが30坪の木の家を建てたいと考えた場合

(30坪ー24.67坪)×40万+1745万=1958万

といった計算をすると、当たらずとも遠からずな金額になると思います。

おっと、消費税を忘れていました。

税込だと2154万円ですね。消費税高ぇ〜。

より余剰空間が多い、大きなお家ほど坪単価は下がる傾向にあると考えられます。もちろん大きいほど総額は増えますが、お得な感じもしますね。

※現在はウッドショックやインフレ等で価格が改訂されているかもしれませんので、あくまで参考程度にして下さい。

オプション工事

オプション工事にはどんなものがあるでしょうか?

実は、意外とオプションだったものが多いので、注意が必要です。

いくつか見ていきましょう。

標準仕様だと思っていたオプション工事

ウッドデッキ・・・1間×2間で+17万くらい (我が家にはありません)

引用:無印良品の家ホームページ

スケルトン階段・・・我が家の場合、標準の廻り階段より+22万くらいしました

スチール手摺・・・標準の腰壁より1Pあたり+26000円くらいします

(3.5Pなどの端数は、4Pで計算されます)

間仕切り戸・・・一枚あたり+4〜5万くらいです

引用:無印良品の家ホームページ

私の家の場合

だいたいオプション工事だけで180万円弱となりました。

けっこうかかった・・・

できるだけ削ったつもりなのに・・・

ステンレスキッチン、人工大理石のお風呂、MUJIホテル仕様の洗面カウンター、タンクレストイレ、スチール手摺、スケルトン階段、電気自動車用外部コンセント(将来必要になると思って…)が主な要因です。

家計を考えると「家のサイズを小さくして200万削っておいてよかったー」と思います。

人それぞれ重視したい部分は違うと思いますが、私はこの選択に納得しています。

ちなみに、標準仕様のバルコニーや窓も、追加したり、減らしたりすることで費用を調整することができます。バルコニーを削ればだいたい−30万くらいだし、小さい窓一つで4万5000円ほど変わります。断熱性を上げるためにも窓は必要最小限にするのが良いのかなと、後々思いました。もう一度間取りを作り直せるなら、我が家にも「減らしても良いかな」と思う小窓が一つあります。

そして、その浮いたお金を家具に充てたい・・・笑

この記事を読まれている方は、無印良品の家に関わらず、家づくりに興味を持っている人だと思います。

忙しいとは思いますが、頑張って考えて、いっぱいイメージして、できるだけ後悔の無い素敵なお家を建てて下さいね。

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